訪問看護

 病気や障がいのある方が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活が送れるよう、ご自宅へ看護師等が訪問します。主治医の指示をもとに、日常生活の援助や内服管理などのサービスも行っています。

 2017年6月1日から24時間体制を整えることにより、緊急訪問や特別管理加算対象者の方への訪問も可能になりました。医療依存度の高い方が安心してお住まいで療養生活を送ることができるよう援助してまいります。

サービス内容

日常生活援助

食事・排泄・入浴介助・内服管理

体温血圧測定などの病状観察

医療的処置

服薬・胃ろうなどの経管栄養・点滴・中心静脈栄養

吸引・吸引指導・酸素管理・浣腸・摘便

ストマ・褥瘡ケア・ターミナルケアなど

リハビリテーション

機能回復・歩行訓練・関節拘縮予防

PNFを用いたリハビリテーション

在宅医療・介護に関するご相談

介護や認知症に関する疑問・不安のご相談

介護用品のご案内

在宅医療機器の取り扱い指導・ご相談

その他

医師やケアマネージャーなど関係機関との連絡調整

看護師によるリハビリ

上記一般的な看護業務の他に「ふまねっと運動」という運動学習プログラムを行うことができます。「ふまねっと運動」とは特定非営利活動法人地域健康づくり支援会ワンツースリーが、幅広い人々を対象とする健康づくりや介護予防の指導及び助言などを行っており、北海道地区では非常によく知られています。病院や福祉施設等で要介護認定を受けた高齢者や患者を対象に、歩行機能・認知機能の改善を目的としてふまねっと運動を指導するための資格である「ふまねっとインストラクター」も在籍しております。

北海道内12地域において73歳以上の一般高齢者131名を対象に、毎週1回、60分のふまねっと運動を8週間続けて実施した結果、「タッチエム」という認知機能測定の合計得点が4.5%向上しました。ふまねっと不参加群50名と比べても有意な改善が見られました。歩行の改善だけではなく、認知機能の改善も期待できます。